形成外科コラム

【形成外科】ピタシートによるアフターケアについて

2026年01月13日

当院形成外科では、手術後の傷を綺麗に治し、傷跡の目立たない治療を心がけております。

 

■形成手術後の後療法とは

→抜糸が終わっても傷はまだ完全には治っていません。

この時期からのアフターケアが、傷跡を綺麗に見せるかどうかを左右します。

傷を引っ張らない、乾燥させないことが特に大切です。

適切なケアを続けることで赤みが早く引き、傷跡が目立ちにくくなります。

 

 

 

写真の症例の患者様は左頬の皮下腫瘍切除術および皮弁作成術を行いました。

術後はガーゼとテープ固定で創部の安静を図り、

抜糸後から3か月間は、後療法としてピタシートの貼付を行っていただきました。

経過は良好で、術後2か月後には傷跡はほとんど目立たなくなっています。

 

 

■ピタシートの特徴

①ハイドロコロイド素材で創部を保護

→ハイドロコロイドは浸出液や汗を吸収し、創部を湿潤環境に保つための素材です。

湿潤環境は傷の治癒を良くし、外部からの汚染や水分の侵入を防ぐ効果も期待できます。

 

②皮膚の動きを抑えて安静に保つ

→適度な硬さのフィルムが皮膚の動きを抑え、傷跡部分への負担を軽減します。これにより創部を安静に保つことができ、治癒が促進されます。

 

③透明で目立ちにくい

→透明度が高く剥がれにくいシートであるため、日常生活の中でも目立ちにくく継続しやすい特徴があります。

 

 

 

■貼り方

①創部を清潔にする

→創部や周辺を優しく洗い流し水分をしっかりと拭き取ります。

 

②サイズを合わせて切る

→創部がしっかりと覆われる大きさにピタシートを切ります。傷よりも一回り大きめが目安です。シートの四隅を丸くカットしましょう。

 

③創部に密着させて貼る

→しわが入らないように優しく押さえ密着させます。

 

④上からテープで固定する

→ピタシートの上から医療用テープで固定し、剥がれを防止します。

 

 

ピタシートの他にも、ジェルやクリームタイプの外用剤、スキンケア剤、UVカットテープなど、お傷の状態や患者様のご希望に応じて適切な後療法をご提案しています。

 

傷跡が目立たない治療をご希望のかたは、お気軽にご相談ください。

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